Affective Computing: 計算機と人間の感情や情緒の関係性を考える領域
MIT Media Lab Affective Computing Group のプロジェクト。
2 年前に MIT Media Lab へ訪問した際に、色々と見せてもらったけどかなり野心的な事に取り組んでいて感動してた。(デバイスも自分たちでプロトタイプを作りまくっていて、Deploy or Dieの意思を感じ取れる)
論文のまとめスライドは以下
One Slide Summary
HCI 系の論文は初めてまともに読んだんですが、
- 実験デザインが一番難しそう。人と計算機の関係を研究するので、必然的に人間の感性をどう評価する話にもつながってきてる?
- 手法に重きを置くというよりも、問題に重きを置いている印象
普段自分は、数値線形代数や機械学習、コンピュータビジョンを主にやっていて、精度をどれだけ出せるか、正解率をどれだけ向上や、速度をどれだけ上げれるかを理論的に保証、提案したりしていますが、面白い問題や興味深いデータを集めることも大事だなと思った。
実験計画法¹もかなり重要で、メンターの人から実験計画法の成り立ちを教えてもらってとてもおもしろかった。
See Also
- FUSE: Full Spectral Clustering(KDD2016) を読んだ
- “Learning Deep Representations for Graph Clustering (AAAI2014)” を読んだ
- Edge-Weighted Personalized PageRank: Breaking A Decade-Old Performance Barrier を読んだ
- Machine Learning that Matters (ICML2012) を読んだ
- OpenCV 3.3から使えるDNNモジュールを使って物体検出