Shunya Ueta

ここまで変わる!家の買い方 街の選び方 - これからの日本の対局を見据えた現実的な考えを後押ししてくれる良書

最近の話の種で、家を購入した同僚から「家の購入とか興味ないんですか?」と話のネタに聞かれて、確かにまともに調べたことがなかったから調べてみるかと、実際に興味が湧いて色々調べていた。

そのなかで ここまで変わる!家の買い方 街の選び方 という書籍を友人の @ktrmnm さんのツイートで知り、面白そうだったの買ってみたが、実際に読んでみるととても良い本だった。

総論としては、

家を買うという考えは音楽性のようなもので正解は無いが、この著者の考えは自分はドンピシャで共感できた。特に悲観的かつ論理的に現実を見ているのが自分の嗜好性に沿っており心地よく読めました。

前半では、家の買い方ではマンションや戸建ての長所短所を論理的かつデータに基づいた洞察が書かれており非常に分かりやすかった。

タワーマンションができた歴史的経緯や法改正による容積率の緩和とそれに伴う、社会情勢によって湾岸部にタワーマンションが乱立した経緯などは、知らない知識だったので勉強になった。 いろんな法律的な柵があるなかで、なにか一つの制度が変わったり経済力学が変化するとドカンとここまでのトレンドができるんだなと改めて感心した。お金が回ってくるところは凄い。

後半の私が住みたい街は完全に著者のポエムで、前半の論理的な主張とうってかわって著者の住みたい待ちの考えに触れられ、一冊で2度美味しい書籍でした。

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