2023-12-24に能動学習とアノテーションをテーマにした翻訳書籍 「Human-in-the-Loop機械学習」を翻訳して、出版されますという記事を書いてから2年と8ヶ月が経過したが、物理本の在庫が少なってきたみたいで、先日重版承認書が送られてきた。 これで3刷目となります。
2回目となりますが、言わせていただきます…
重版出来!!!!
祝!! 重版出来!!!!!!! 🎊🙏🎊
第2刷が決定したときにも驚きましたが、第3刷がまさか訪れるとは驚きである。良い翻訳書籍をだせたとは自負しているが、テーマが能動学習とアノテーションという想定読者層はかなりニッチにもかかわらず重版されるのは嬉しいですね。 原著側への利益は全て、言語資源充実への寄付に使われるらしく、この翻訳書を出してその売上が言語資源充実に繋がっているというのも感慨深い。そしてその決定をした原著者の Robert Monarchさんに敬意を評します。 Amazonレビューでも、翻訳の品質が悪いなどの感想はないのは心の救いではある。 技術系翻訳書籍でも、原著は素晴らしいのに(事実として)翻訳の品質が低すぎる書籍をみると悲しい気持ちになることがあるのだが、自分としてはどうせ出すならちゃんとしたいとかなり気を使った部分なので、それが報われているのはうれしい限りである。
ということで、もしかするとこれから物理本を注文いただいたら、お手元に届くのが第3刷かもしれません。 それにしても共立出版様の需要予測能力が高い。リアル在庫を抱える中で最適な冊数を予測して印刷するのは直で出版社の決算に響きそうだ。現実としてマーケティングハックなどで、Amazon ランキング1位を意図的に取ることも可能らしい1 ので、どれぐらいの冊数をするべきかの予測は外乱が多すぎて普通にモデルで予測は無理そう
タイムライン
- 2024-02-10 頃に第2版が決定。初動の動きがかなり良かった模様
- 2024-08-07 第3版の重版依頼書が送られてきた