Machine Learning Casual Talks 第 12 回を開催しました。

前回から少し開きがあり、7 ヶ月ぶりの開催となりました。

https://mlct.connpass.com/event/172550/

今回の個人的なテーマはベストプラクティスとアンチパターンです。

  • @keigohtr さんには、AWS の各種サービスを使った機械学習実験基盤をアベジャの適用事例と重ね合わせて、説得力のあるベストプラクティスを語っていただきました。

  • @yuzutas0 さんには、機械学習の前に、データのマネジメントがいかに必要かを語っていただきました。建設的に改善していこうぜという未来が語られていて、個人的にお話を依頼した甲斐がありました

  • 同僚の @overs_5121 さんには、メルカリ : TensorFlow Lite で、気付きにくい便利機能をユーザーに提唱 の裏話や、適用までの泥臭い事例をお話していただきました。

登壇者の皆様、改めて登壇の依頼をご快諾いただきありがとうございました。

また、コロナウイルスの影響もあり試験的ですが完全なオンライン開催となりました。

配信面は今回は完全に @chezou さんに頼らせていただきました。

プロフェッショナルな配信ありがとうございました!

配信のベストプラクティスや様子などは、こちらを御覧ください

Google Meet と YouTube Live でオンラインミートアップの配信をした

勉強会の資料と動画

所感としては、以前から配信 NG の発表以外は積極的に YouTube で公開していたのだが、参加者の皆様からはオンライン開催でありがたいと声が大きく、個人的に驚きました。

自分が思うに、オンライン参加も配信動画を後から見るのも、リアルタイムで質問ができないこと以外は大きな差異が無いと思っていたのだが、参加者側からすると大きく異なるようで新鮮だった。

オンライン勉強会開催側のコツ

最低でも

  • 配信者

  • 司会者

  • 配信の監視を行う監視者

の 3 役がいないとオンライン開催は難しいことがわかった

ライブ配信視聴者数は、以下のような遷移となりました。

500 人参加申込みがあり、最大視聴者数が 252 人とギリギリ 5 割を超えました。

今までのオフラインでの開催は 6-8 割くらいだったので、それと比較すると上出来かなと思います。

また、オンライン開催はオフライン開催と比べて会場の確保コストや懇親会おじさんの発生などを抑えられるので、その点もありがたかったです。

オフライン開催だと、会場撤収が効率的に終わっても 22:00、家に帰ると 23:00 なので、イベント主催者にとっても開催しやすい気がしますね。

改善点としては、質問の数が少なめだったことと、オフラインでの交流を補うような要素(パネルディスカッションなど)をもう少し入れたいなと思っています。

オンライン開催は、開催コストが高くて継続できないというイベント主催者あるあるの問題を解決する一つのきっかけにもなるんじゃないのかなぁと思いました。

では、また次回の MLCT 開催をお待ち下さい!!