今見返すと、自分は2010年5月にTwitter を始めていた。

Twitter を始めたきっかけは高専3年生の頃に同級生から誘われたのがきっかけで始めた。当時は今と違うハンドルネームでやっていて、高専五年生くらいにふと我に返ると厨二病がすぎるハンドルネームで恥ずかしくなり、現行のハンドルネームである hurutoriya に変更した覚えがある。

なんのけなしに始めたTwitter だったが、自分にとっては知らない人の思考や知らない情報が飛び交う夢のようなサービスだった。高専4-5年生の頃は、自分の高専は編入受験をする同級生がとても少なかったので、同じ同級生の高専生で編入学を目指しているアカウントを見つけてはフォローして、受験勉強のモチベーションを上げていた。懐かしすぎるやろ、ワレェ…

また、あまりオープンに話していなかったが、自分が今務めているいる会社に入社するきっかけになったのも実はTwitter のおかげだ。

諸事情で修士卒業直後に社会人経験がない状態でのフリーランスの機械学習エンジニアをやっていたのだが、限界を感じTwitter に就職したい旨を書いていたら、当時 PMをやられていたkkino さんにDMで連絡をもらい、表参道のカフェでKei Kinoshitaさんと同行していただいた kimuras さんとお会いして、面接をしたい旨を伝えるとあれよあれよという間に面接が終わり、拾っていただき今に至る。 このときに面接してもらった kumon さん、 kimruas さんには非常にお世話になっており、どこぞの馬の骨ともわからぬ自分を面接してくれたお陰で今の自分がある。本当に感謝しかない。

また、Twitter 経由で実際にリアルで知り合えた人の数は計り知れない。学会や勉強会に参加している人を見つけてフォローしたり、また自分がオモシロイと思った記事を書いている人をフォローしてフォロバされて交流が始まって、それをきっかけに実際にリアルであったりなど、総数で言えば両手両足を使っても数え切れないくらいには出会うきっかけをもたらしてくれた。

オンライン雑談 も殆どのきっかけがTwitterでこの交流をで、20-30人の方々と新たに知り合うきっかけになった。

その中で出会った人の中でも、未だに年に数回は時間を作ってご飯を食べに行ったり、家族ぐるみでBBQに行くなどの友人?(自分からすると先輩的に尊敬しており、友人というのはおこがましいので毎回どのように呼称すべきか決まっていない)ができた。

学校を卒業をしたあとに、どうやって友達増やすのか問題で、確実にこの問題を解決する一つの要因なのがTwitter だし、知らない人の思考過程や知らない情報に出会えるという経験を積めたのもTwitter だ。

自分も、Mastdon や Misskey, Blueskyのアカウントは作ったが、自分が感動したTwitterは奇跡のSNSだったんだなぁとしみじみと痛感したし、ネットワーク効果ってのは本当に大事だ。

サービス自体は当分無くならないと思うが、連絡先がTwitter しか知らない人が多数いるのでそれはどうすべきなんだろうか。 Obsidianで連絡先をまとめていて、個人サイトを持っている人は、そこを起点に連絡すればいいが。。。。

やはり、連絡先として最強なのは email、不滅…!

自分は個人サイトという文化に改めて回帰した。 Micro Blog(完全なる死語???)で時間を浪費しないように断ち切っておき、自己表現の場としてのBlogをほそぼそと続けていきます。

今回の記事を書いたきっかけは、森田 さんの 失われるもの を読んで、感傷に浸ったので筆を取って書いてみた。